実は、日本と欧米では消費者金融のビジネススタイルが大きく違います。
欧米では、消費者に対する信用の供与はクレジットカードにより銀行が行ってますが、日本ではクレジットカードというのは原則翌月払いというカードのことを指して呼びます。
欧米ではクレジットの名のとおり、リボ払いなどで信用残高がたまり、銀行はその残高に対して金利収入が得られるビジネススタイルになってます。
また高い金利ゆえに多重債務状態になってしまい、生きる希望と勇気を失った人々が最後に自殺を選ぶケースも少なくないと言われています。
現に、2004年に負債により自殺した人は4000人を超えていたという数字もあるぐらいですから。
自殺とはいかないまでも多重債務により家庭を壊したり健康を害したりした結果気力を失った人数はこれの何倍ではなく、何十倍にも上ると考えられています。
例えば、日本人は住宅ローンが大好きですが、この住宅ローンというのは金額も大きくなりますし10年、20年と長い期間をかけて返していくものですから、多少手続きは面倒でも、金利の低い銀行や住宅金融公庫等で借りるのがよいでしょう。
ですが住宅ローンほどの大きさで無い金額ですと消費者金融会社での融資の方が気軽に無担保での融資を受ける事が出来るようになっているのが現状です。
つまり、消費者金融会社は消費者金融会社に融資を希望してきた顧客に様々な情報を提供してもらい、それを消費者金融会社が加盟する個人信用情報センターに照会をし、情報センターから即時に送られてくる顧客の他社での借り入れ状況のデータ等を見て検討したうえで融資の有無や金利等の契約事項を決める事になります。
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